2024年9月から2026年9月までに5回、海外に出た。 ベトナム、カンボジア、台湾、タイ、また台湾。
行くたびにメモを残していて、あとから読み返すと同じことを何度も書いている。 「スッキリした」「集中力がすごかった」「全部終わった」。 ただ、なぜそうなるのかは長いあいだ書けていなかった。 それが書けたのが4回目のバンコクで、この記事はそこに向かっていく話になる。
ベトナム — 高校の修学旅行以来の海外
2024年9月、友人の結婚式でベトナムへ。 誘ってもらったのは2023年の夏頃で、そのときはまだ前職のPharmaX(旧YOJO)にいた。 行くときにはまんまる薬局に転職していて、まんまるの人たちと移動した。
飛行機の移動は、通信環境がないこともあったのかリフレッシュになった。 LCCだったので、足場がもう少し広ければさらに心地よかったと思う。 このとき、ふらっと飛行機に乗って海外に行きたいと思った。

ショッピングモールでは、日本人というだけで見られる感じがあった。 ただ嫌な目ではなく「お!日本人やん。」みたいな雰囲気で、ジロジロ見られるとかはない。 居心地は良かった。スタイルが良くて顔が小さい人が多かった。
覚えているのは、朝の7時前からクラクション祭りだったこと。 あとベトナムに来たらまた、このハノイのホアンキエム湖でボーッとしたい。

カンボジア — カフェの3〜4時間で全部終わった
2025年7月、まんまるの社長と、まんまるが昔からスポンサーをしている アンコールタイガーFCのスタジアム視察へ。
前回のベトナムから1年以上経っていた。 飛行機でシートベルトのやり方で困っていたら、隣の外国人に手伝ってもらった。 「日本人?」と聞かれて、「すごい!」と言われた。 人に話しかけるのに理由を探していた当時の自分が、ちっぽけに感じた。
3人席で自分が通路側だった。真ん中と右の席は、おそらく2人で来ている外国の方。 食べ終わった機内食の弁当を重ねていたので、ボディランゲージで預かる形で自分の席に引き取った。
現地についてから、カフェで3〜4時間ほど作業する時間があった。 いつもLP作成に1週間ほどかかっていたのが、この2時間で終わった。 さまざまな資料・レポート作成も残りの時間で終わって、時間が濃かった。集中力が凄まじかった。

街中では高級な、誰も住んでいないタワマンがあった。 その周りはベトナムと似たような生活様式で、外に寝ている人とかも居た。
台湾 — 譲り合いに気がつく
2026年4月。たまたまかもしれないが、飛行機でシートを下げる人が1人もいなかった。 譲り合いをすでに感じた。
路易莎咖啡(LOUISA COFFEE)のアイスカフェラテが甘めで美味しかった。 あとコンビニの麻醬涼麵という、きな粉ごまソースの入っている冷麺のようなものが美味しかった。
海外の人たちって、日本人ほど周りをチラチラ繰り返して見たりが、ぜんぜんない。 というか台湾人だと思われることが多かった。

虫に対して意外とカジュアルにパチンと対処していたり、 横でめちゃめちゃグミのゲームをやってる学生がシナモンのクリアファイルを使っていたり、 Claude Codeがデザリングだと使えないからWi-Fiが必須だったり。 さまざまなことに気がついた。

林森公園/心中山線形公園/Metro Taipei × LOUISA COFFEE/中正紀念堂/ 大稻埕・迪化街/龍山寺とか行ったと思う。

帰国後の4月16日
一人での海外は、入国時に手続きができていなくて止められたり、 アクシデント(?)といえばアクシデントが多かった。 それに伴って意思決定の量が単位時間にずっと多かったので、 帰国後も行動量がある程度ないと気持ち悪い感情になった。
家の近場で行ったことないカフェを探して、目白駅周辺の「珈琲伴茶夢」を見つけて行ったりした。 その向かう道で、ほかのお店の前で看板を見て、情報をinputしてお店に入るか決めている人が居た。
以前は「なんで入らないんだろう?」「時間もったいなっ!」っていう解釈だった。 ただ台湾では自分がそれをやっていたことに気づいた。 「店の前で情報をinputして吟味する」というのは、 不安から来る行動や失敗したくないという意思もあったのかもしれない。 視点が増えた感じがした。
猛烈ないろんなフィードバックが、自分にされた。
タイ — 言えば叶う、と書いた3日間
2026年5月。不確実性だからリターンがある、と感じる出来事が多くあった。
テーメーカフェのnoteを書けば小遣い稼ぎできそうだったり、 欧米人のおっさんがとにかく街中に多い。 ただ、自信なさそうな欧米人がここに染まってる印象だった。ハイネケン片手に悟ってる人もいた。
タイの女性とお金払ってデートしてる感じが、街の雰囲気として強いエリアも歩いた。 そこで思ったのが、アプリとかローンチしたら需要あるんじゃないか。 ナナプラザ近くのハブで歩いている人を見ると、 タイのこの地域に骨抜きにされた人が歩いている感じ。デブの。

6:50からラウンジ、10:30パッタイファイタル、14:31に22階のプール、 15:45に3階の食事、16:30またラウンジ。 VEGANERIE Concept、アイコンサイアム、tang cafe。みたいな1日。
そして、この渡航の核心がここだった。
ホテルのエグゼクティブラウンジでがっつり仕事して、億劫に感じてたほとんどが2〜3時間ぐらいですべて終わった。言えば叶う。言えば通る。言えばできる。この2日たたないぐらいで、すでにそれを感じてる。
移動すると何故か単位時間が濃くなって、生産性が上がってる気がする。仕事に着手するまでの時間が律速であり、それが移動によって縮小されるからかもしれない。
ベトナムで「スッキリする」、カンボジアで「カフェで3〜4時間で全部終わった」と書いたものが、 ここで理屈になっている。 移動が集中力を増やしているのではなく、着手までの億劫さを削っているという説明だった。 だから億劫だったものから順に片付いていく。

場所の好みもはっきりしてきている。 After youの一番上の端にある、めっちゃ沈むソファが最近で最高に良かったので、クッキーを2つ買った。 そのあとホテルのロビーで、無料でもらったトニックウォーターを片手に仕事をした。 自分はホテルのロビーやラウンジで仕事するのが好きなのかもしれない。周波数が合う感じがある。

打ち切りを告げられた朝
2日目の朝は、ホテルのラウンジで朝食を取って打ち合わせの準備をした。 9時からの打ち合わせで、はじめて"打ち切り宣言"を経験した。 そのときのメモがこう。
mtg中に切り替えられるぐらい何にも感情が動かなかった。これは高い周波数過ぎたからだと思う。むしろ、空白や余白ができてよかったなと。
同じ日の午前には、近辺でいちばん大きいsiam paragonでZaraを20着ほど試着して、7,040バーツぶん買っている。 戻ってから各方面の仕事を進めて、ジムで2時間トレーニングした。 契約を1本失った日の記録が、この密度だった。

街を歩いていて目についたのが薬局。 ここは抗生物質が処方箋なしで買える。薬剤師なので、棚の並びと売り方がそのまま気になった。 日本だと医師の処方が要るものが、ここでは店頭で相談して出てくる。

感情については、もうひとつ書いてある。 むかし数十万払ったことが、回収以上に感謝まで行き着いた。 ある人の文章に気づかされて涙が出そうになる。 海外に行くと何故か感謝力が上がって、いつでも泣ける状態になる。
帰りの便で
数日の疲れがどっと来たので、ホテルでゆっくりしつつ仕事を進めた。 朝は7:45から18時の打ち合わせまでいくつかの打ち合わせがあり、19:30に風呂に入った。
帰りの便については実務的な結論が出ていた。 バタバタしてうるさいので、ビジネスクラスもぜひ有りだと思った。 ただ行きも帰りも隣がいなかったので、エコノミーでよかった。 帰りだけビジネスクラスというのもありかもしれない。気になる。
そして、次の行き先が並んでいる。青森、長崎、韓国、クアラルンプール、インド、トルコ、モロッコ。 最後に一行、「帰国時の優越感がすごい」。 なぜなら日本に帰国するときは、横で外国人レーンが並んでいるのに、 赤いパスポートを持っているだけで、あの行列を並ばなくて済むから。
帰国後の5月17日には、こう書いていた。
新幹線が一ミリも緊張しなくなってたのが驚いた。移動距離に比例というよりも、海外に行く上で、ハードルに感じてたことをすべて達成・突破・解決できて、2回もすでに一人で行けてることが大きいかもしれない。
また台湾 — 2回目の国に行く感覚
2026年9月。ソロ海外は3回目になる。 2回同じ国に行く感覚を知りたかったのと、PCのリモートコントロールなどについて 実験したいことがあり、2泊だけ。
月1で海外に行くと決めたのに、一瞬で6月・7月・8月が溶けてしまっていた。 裏を返すと充実しすぎていた。 これまで温めていたアイデアがすべて、AIと壁打ちすることで パソコン一つで開発・実装ができるようになってしまったから。 ただ、AIを触れば触るほど、経験や身体、休むことの重要性も思い知らされた3ヶ月でもあった。
この2回の海外経験を通して、身体的に疲れやすい移動は避けられた。 行き・帰りのみで体力を使い切ることは防げて、筋トレも組み込むことができた。 スカイライナーを予約しておくとラクなことであったり、 前々回・前回よりもちょっと海外移動プロっぽくなってきた。 LCCで一人で移動したのも初めてだったので、近いうちに韓国にリーズナブルに行こうと思う。

「ボーッとすることで忙しい」という言葉がフィットするぐらい、 この3ヶ月の脳の使い方は凄まじかった。 そんな中ボーッとしているときに、台北に向かう空港の次の駅で、 老夫婦がマリオカートみたいな電動車椅子で横並びでホームにスタンバイしていた。 1列になりながら突っ込んで乗ってきたときは、神様は自分に何を見せたいんだろうと思った。
ボーッとしていると、こういうのがよく目に入る。 木の根のところにリスがいて、その奥で鳩が歩いていた。 都市の真ん中なのに、勝手に住んでいる感じがある。

翌日、ホテル1Fの気がいいカフェでアイスカフェラテを頼んだ。 水もいいグラスで、少し減ったら中国語(繁体?)で「くみますか?」と多分言われ、「シェシェ」。 このやり取りが新鮮だった。

英語を実践勉強するために、そのカフェで会計時に 「do you serve dinner here?」と何回か聞いて、ようやく通じた。

ホテルのジムで、初めから居たアジア系の金髪の入れ墨のいかつい兄ちゃんに、 ハニカミられたり、マシン使っていいか聞かれたりした。人たらしな感じが伝わってきた。
そのあと入ってきた欧米っぽい方に、ケーブルの肩トレをしてたら、 ここで懸垂をしていいか?的なことを多分言われた。 OKっていって自分がはけたら、数分後に話しかけてきた。 「あなたの横でトレーニングをしていいか?と伺っただけで、 もしトレーニングを中断させてしまったらごめん」と、翻訳機を見せられた。
英語でドルゥゥゥゥって言ってきたから、何言ってるか分からない雰囲気をつくった。 そしたらGoogle翻訳で翻訳してくれて、大丈夫だよと伝えた。 自分がジムを出ていくときに、気を遣ってくれてありがとうと伝えたら、 have a nice dayと返してくれた。 なにか自分と似たような周波数というか、価値観を持っている気がした。

あと、空港から宅急便でスーツケースを自宅に送るのは2日ぐらいかかる。 ただ、めっちゃ移動は楽だった。

直近でふらっと韓国に行ったり、年内にイスタンブールに行きたい。